東証再編で活性化する6月総会での投資家要求(前編)
今年6月に株主総会を控える上場企業も多いと思います。
今年は普段とは違う予測の出来ない株主からの要求があるかもしれないと思っています。
4月から始まる東証プライム市場の再編は、フタを開けてみればコンセプトが曖昧な「再編」に終わったとの評価が内外から多く聞かれます。
色々な記事を読んだなかでももっとも膝をポン!と打ったのはこちらのメルマガ記事でした。
「東証の市場再編で生まれる「プライム」は、基準が甘い!このままだと海外投資家のマネーを呼び込めず、日本の株式市場はもっと低迷する?」
出所: 太田忠 勝者のポートフォリオ
Nikkei Asiaにも、プライムにはアンダーパフォーム企業が数多く含まれるため、主要国のトップティアの市場と比較して質が落ちると書かれています。
「Tokyo exchange’s ‘prime’ offering not lean enough, pros say. Highest tier of stocks still crowded with underperforming companies」
出所:Nikkei Asia
実際に、こんなアクティビストからの株主提案もありました。
「鳥居薬品に ”物言う株主” が噛みついた真の理由。」
「プライム上場は問題」、驚きの株主提案が発覚」
出所:東洋経済オンライン