新年明けましておめでとうございます。
2022年が皆様とご家族にとって健康で充実した1年になりますように。
皆さんは箱根駅伝(往路)観戦をしながらリラックスされていますか?
私は日本時間の元旦午前2時から海外のESG投資家の集まるオンラインイベントに参加してきました。忘れないうちにIR担当者にお伝えしたいことを記します。
イベント前半の60秒ピッチで私は「日本株・日本企業への投資」を呼びかけました。何度も予行練習をしたのでなんとか60秒以内で収めることができました。今回のイベントは米国・欧州を中心に17人の参加者でした。
こじんまりとしたイベントでしたが後半は40分で8人のESG・インパクト投資家と話しました。(現地時間の)大晦日にこのイベントに参加するだけあって熱心なインパクト投資家の皆さんと日本株投資について話ができました。ご興味を持って頂いた投資家とは早速ミーティングも入りました。
Takeaway(学んだこと):
1)証券会社から貴社に紹介される投資家はごく一部にすぎないこと。
世界には投資を通して社会にインパクトを起こそうとするESG・インパクト投資家が数多く存在すること
2)その中には日本の企業への投資に興味を持つ投資家がいること。
3)投資家もまた、社会にインパクトを起こすためのポートフォリオの組成について悩んでいる。
目的を持った企業に投資したいと調査をしているが投資先の選別に苦労している
4)「なんちゃってESG投資家」ではない、本物のESG投資家コミュニティーの歴史は25年以上にも及ぶこと。
イベント主催者のTBLIグループサークルのメンバーの知見は長い経験に裏打ちされており、その知見は最初の世代(70代)から現在の世代(30代以上)に継承されている。
あらゆる世代のESG投資家・インパクト投資家が地球をよりよい場所にするためのミッションを持ち日々行動していること。
(例:メンタルヘルス、スマートシティー、子供の人権、アフリカの治水など社会課題を解決するファンド)
5)投資家にダイレクトにアクセスすることが株式保有の近道であり王道であること。
今後日本企業のIR担当者もオンラインイベントなどでESG投資家とダイレクトに繋がる時代がもうすぐ来るのではと予感させる経験でした。
投資家は充分「手の届くところ」に存在すると実感しました。
日本企業に「投資家アクセスを提供する会社」として弊社は今年も汗をかいていきます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。